1. ホーム
  2. リノベで暮らす。WEB MAGAZINE
  3. 「わたし時間」が叶う。リビングの一角に、おこもり空間をつくろう

暮らしのテクニック

「わたし時間」が叶う。リビングの一角に、おこもり空間をつくろう

暮らしのテクニック

今回の名人

プランナー Okuno

暮らしに”ちょっとだけ”の贅沢を

毎日家族と過ごすリビングや寝室。
でもふと、「ここに、私だけの落ち着ける場所があったらな…」と思ったことはありませんか?

わざわざ個室を増やさなくても、リビングや寝室の一角をちょっと工夫するだけで、趣味やひとり時間を楽しめる“おこもり空間”がつくれます。
今回は、そんな“小さな贅沢”を実現する空間づくりのヒントをご紹介します。

 

そもそも「おこもり空間」って?

「おこもり空間」とは、視線や音をやさしく遮りながら、リラックスや集中ができる“小さな専用スペース”のこと。最近はヌックと呼ばれていますね。
限られたスペースでも、工夫しだいで十分な心地よさを確保できます。

 

テイスト別・おすすめの「おこもり空間」4選

① フレンチ風

ふんわり優しい「こもりスペース」
やわらかなブルーグレーとアーチ形のデザインが印象的な、フレンチテイストのくつろぎ空間。まるでパリのアパルトマンの一角にいるような気分に。
【おすすめポイント】
読書や手帳タイムにぴったり。静かに自分だけの時間を過ごせる「おこもり感」が魅力です。

② カリフォルニアテイスト

光あふれるシェアヌック
広めの窓から自然光がやさしく差し込む、明るく開放感のある欧米風スタイル。家族とも共有できる「半こもり」スペースとして人気です。
【おすすめポイント】
ちょっとしたワークや、お子さんとの絵本タイムなど、暮らしの中に“もう一つの場所”が生まれます。

③ ナチュラル風

木のぬくもりに包まれる隠れ家
ロフト風の天井と木目が印象的な、自然素材を活かした落ち着きのある空間。まるで山小屋のような静けさを感じられます。
【おすすめポイント】
在宅ワークや集中したい時間に最適。疲れにくい環境で「籠れる場所」をお探しの方にぴったりです。

④ モダン風(右下)

洗練された大人のこもり空間
深みのあるネイビーカラーと間接照明が印象的なモダンスタイル。静けさと機能性を兼ね備えた“静の空間”です。
【おすすめポイント】
ちょっとした昼寝や夜のリラックスタイムにも◎。インテリア好きの方にも好評な、雰囲気あるこもり部屋です。

機能性を追加したい!タイプ別「おこもり空間」4選

📚  読書コーナータイプ

  • 特徴: 壁際に本棚を造作+お気に入りの椅子+手元照明

  • おすすめの方: 読書・音楽・日記など静かな趣味を持つ方

  • ポイント: クッション性のある椅子や、背面の壁紙で“包まれ感”を演出

🎨  クリエイティブスペースタイプ

  • 特徴: カウンター風デスク+壁面収納+ピクチャーレール

  • おすすめの方: 絵を描く、ハンドメイド、プラモデルなど

  • ポイント: 道具や作品を“見せる収納”でインテリアに

 

💻  集中ブースタイプ

  • 特徴: デスクと収納棚を組み合わせた“半個室”感のある空間

  • おすすめの方: 在宅ワーク、動画編集、オンライン講座など

  • ポイント: 視線をさえぎるパーテーションや、遮音効果のある素材を活用

 

🧘  癒しのリラックス空間タイプ

  • 特徴: 座布団+ローテーブル+観葉植物+間接照明

  • おすすめの方: 瞑想・アロマ・ヨガ・ティータイムなど

  • ポイント: 明るすぎない照明と自然素材のアイテムで落ち着いた雰囲気に

 

施工事例で見る「おこもり空間」ビフォー・アフター

◾ 50代の女性専用・趣味読書コーナー

「子どもが巣立って部屋に余裕ができたので、思い切って寝室に自分だけの空間をつくりました。お気に入りの椅子で過ごす時間が、今いちばんの楽しみです。」

  • before:寝室の一角にデスクがある雑多なスペース

    

  • after:小さな部屋にしてリビング側には窓をつけました。お気に入りの趣味の小部屋”へ変身!

    

▶ 寝室のスペースを少しだけもらって

    

                     手に届く範囲に必要なものを収納

間接照明でくつろげる雰囲気を作ります。グリーンも適度に入れて。

 

プロが教える!寝室の一角リフォームのコツ

✅ ほどよい空間の確保 狭すぎず、広すぎない心地よいと感じる空間に
✅ 収納とセットで設計する 趣味道具・本・PCなどをスッキリ収める
✅ 音と光をコントロール 壁材・照明の選定が満足度の決め手に

 

「わたし空間」づくりの無料相談、受付中

「このスペースでも作れる?」「家具選びから相談したい」など、
具体的なお悩みに応じた 1対1の無料相談 を行っています。
▶ ご希望の方はこちらからお気軽にどうぞ →【無料相談フォーム】

 

【まとめ】

家族と一緒に過ごすリビングだからこそ、自分だけの“とっておきの時間”がより輝きます。
ぜひ、あなたの暮らしに合った「おこもり空間」づくりに、リフォームの力を取り入れてみてください。